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眼鏡屋直次郎/ねじめ正一
 ≪内容≫
時は江戸時代、日本橋に眼鏡屋をかまえる祖父をもつ直次郎。幼い頃に両親をなくし祖父に育てられながらも勉学ができたので医学を長崎にまで学びに行き、その時まで真面目な性格だったのが勉学についていけず遊びを覚え、日本橋に戻ってきたときにはいっぱしの若旦那に。そんな直次郎が新しい眼鏡を作るためにまた長崎に出向く、昔の師匠や旧友達と時代の波に揉まれながらも江戸っこの粋を見せつつ生きていく様子

評価:
ねじめ 正一
集英社
¥ 1,890
(1999-03)
≪私的感想文≫
何故かこれはジャケ読み。なーんかこの表紙に惹かれて手に取ってみた。
初版は約10年くらい前かぁ・・・でも本ってそんな古さを感じさせないからいいよね。
本の題名にもある直次郎。眼鏡屋の若旦那で江戸っこっていう粋のよさや人情を見せてて人としてとっても魅力的な人。この直次郎といい仲になる小かつっていう詩吟のお師匠さんもまたいい味出してて江戸時代って楽しいなーなんて思わせてくれる。
火事だったり病気だったり外国との関わりは今の世の中のほうが断然便利だけどこのお話のなかの江戸時代だって人はそれぞれ楽しく生きてるんだなーなんて思った。今は洋服を着てるけど昔の日本人はみんな着物を着てたわけでしょ。話の中にもあるけど、冬から春になると綿をぬいて少し着物が軽くなって首まわりに布がすれるのが気持ちく感じるとかあるとあーいいなーって思う。そぅやって自然を感じるのって素敵なんだろうなと江戸時代好きの私は思ったのでした。この本の登場人物もけっこういいキャラばっかで読み終わった後にじーんとこの世界観に浸りたくなるそんな作品でした。
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