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- ズッコケ中年三人組age42/那須 正幹
- 2008.11.28 Friday | └那須 正幹 | posted by みーこ |
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≪私的感想文≫
中学生かなぁ。もしかすると小学生かも。読書が好きで何冊か本を読んでた記憶がある頃によく読んでたこの「ズッコケ」シリーズ。昨日、図書館で発見してビックリ。こんなの出てたんだねw
3人組が中年になってた。気になったので読んでみたんだけど、なんかちょっと残念だっったかも。
現代の時代背景に潜む問題をしっかり組み込んであって、3人組が歳をとったんだなって納得は出来ても、話の内容が現実的になりすぎてて、あの頃好きだった雰囲気とは違ってた。
小学生だった3人がいつもありえない問題に直面して、それを解決していく様子は読んでて楽しかった。この作品は、ありえない問題じゃなくて現実の中で大人として生活していくうえで出てくる問題にそれぞれが解決していく。たとえば、娘のいじめだったり、仕事のことだったり、人間関係だったり。子供だったから、嫌なものは嫌。好きなものが好きとわがままが言えたのかもしれないけれど、そんな子供らしさがあるこのシリーズが好きだったからこそ、現実に揉まれた3人はしっかりとオジサンになっていて切ないなーなんて思った。本の中では、やっぱ非現実的でHAPPYっであって欲しいな。
- 日暮らし/宮部みゆき
- 2008.11.28 Friday | └宮部 みゆき | posted by みーこ |
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出版社 / 著者からの内容紹介
待望の最新時代小説、たっぷり上下巻で登場。
多くの者の運命を大きく変えた女・葵が殺された。
殺したのはーー本当にあいつなのか?
ぼんくら同心・平四郎、超美形少年・弓之助が、
ついに湊屋の真実に迫る!進化する宮部みゆきが描く、感動の結末!
すべてを闇に葬り去られるのか。
「湊屋の人々の数奇な運命と、人間の業の深さを前に、
懊悩しつつも謎に迫る平四郎と弓之助。
本当に真実のこと」がついに現れる!
アマゾンより転用≪私的感想文≫
悲しいことに自分のミスで1度書いたものを消してしまった。しかも自分の記憶違いでなければ読んだ後に携帯で感想を書いたんだけど、それも消えちゃったみたい><あーぁ
で、こんなことをこの本と関係ないから気を取り直してこれ、とっても面白かった。「ぼんくら」が面白かったんだから、これも面白くて当然なのかもしれないけれど、主要メンバーは相変わらずで、それぞれのコマゴマした部分もより一層書かれていて十二分に楽しめました。前作から続いている佐吉と湊屋の繋がりもきちんと解決されます。 これを読んで、私は時代物が案外好きなんだって気づいた。特に江戸時代もの。で、サスペンスがいいね。ついでにいるなら人情もありますよー!!てな具合のが。おばあちゃんやおじいちゃんが時代劇を好むよーな感じ?!違うか。時代劇みたいに映像化したモノより文字で見る江戸時代のほうが私は好きみたい。粋な感じが自分の想像する感じで感じられるからかな。 この他にも宮部作品の時代物があるみたいだから読んでみよーっと。
*ネタばれあり
佐吉好きの私としては、湊屋と葵のコトで苦労したのに捻くれずに育った佐吉がどうにか幸せになってくれて嬉しい限り
弓之助が平四郎の養子になるのか気になるなぁ・・・
←他にも読書感想文がたくさん
- 2008.11.26
- 2008.11.26 Wednesday | 図書館で借りてきた本 | posted by みーこ |
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予約していた宮部みゆきの日暮らしが借りられると連絡が来たので、まだジローラモさんのエッセイが途中だけど、間違いなくこっちから読んでしまうなぁーとか考えながら借りに行って参りました。
せっかく来たのだからと、また目についた本も借りてみました。スッコケシリーズは懐かしいなぁーなんて手に取ってみたら、なんと!?主人公達が中年になってるではないか!!面白そう。てなわけでコレも。で、フェティッシュはその言葉の響きに釣られ借りてみた。どんな内容なんだろ??
- 終末のフール/伊坂幸太郎
- 2008.11.24 Monday | └伊坂 幸太郎 | posted by みーこ |
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≪私的感想文≫
あと3年で地球が滅びる設定。いくつかの短編で織り成されてて、あたしが好きだったのは「冬眠のガール」 ほのぼのしてた。あと、「鋼鉄のウール」でキックボクシングが出てくるのは、砂漠でもキックボクシングが出てたからなんか、同じような時に違う作品でこのネタが出てくるんだー伊坂作品らしからぬ、とゆーのか。なんだか、伊坂作品にはもっと非現実的なトコをついて欲しいと思った。
短編って淡々としちゃってあんまり好きじゃないんだけど、死神の精度より好きな繋げかたの作品。あと魔王も短編っぽいっちゃー短編ぽいよね。魔王のほうがスッキリ感がないけど、魔王のほーがやっぱ話としては面白かったな。
短編なんだけど、繋がってて主旨は一環してるとこは気持ちよかったかな。やっぱちょっと非現実的すぎる。それはそのシチュエーションが、じゃなくて。登場人物の考え方かな。そこまでカッコヨク考えられる?そんなにうまくいっちゃう??みたいな。まぁ、そういう非現実的な登場人物だったりシチュエーションが伊坂作品らしいといえばいいんだけど。
うん。でも、砂漠より面白かった。
あと読んでない伊坂作品は最新作のモダンタイムスと、いろんな作家さんとの作品が残ってるくらいかな。
- 砂漠/伊坂幸太郎
- 2008.11.23 Sunday | └伊坂 幸太郎 | posted by みーこ |
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出版社 / 著者からの内容紹介
麻雀、合コン、バイトetc……普通のキャンパスライフを送りながら、「その気になれば俺たちだって、何かできるんじゃないか」と考え、もがく5人の学生たち。社会という「砂漠」に巣立つ前の「オアシス」で、あっという間に過ぎゆく日々を送る若者群像を活写。日本全国の伊坂ファン待望、1年半ぶりの書き下ろし長編青春小説!
内容(「BOOK」データベースより)
「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。
アマゾンより転用
←他にも本の感想が見れます≪私的感想文≫
個人的には、ちょっとガッカリかな。普通に面白かったと思う。けど、なんか足りない気もした。なんでだろ??私は重力ピエロとかが好きだから、やっぱり単調な日常にちょっとのスパイスがありますよーって話より事件をおっかけるサスペンスのほーが好きだからなのかと思う。
あと、出てくるキャラがみんなそれぞれにいいんだけど、誰1人イケテルって感じがしなかったのがいまいちと思ったのかも。どの作品にも想像力を駆り立てる絶世の美男が出てくると思う。とゆーか、それが出てくる作品が好き。重力ピエロで言うなら和泉で、オーデュボンの祈りで言うなら桜とか。この作品は、超人的な魅力ある人が出てくるわけじゃなくて、平凡に大学生活を送るちょっと変わった人達程度な感じがした。
この次に終末のフールを読みます。好きな感じであることに期待をこめて・・・
- 群青/宮木あや子
- 2008.11.21 Friday | └宮木 あやこ | posted by みーこ |
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《私的感想文》
宮木あや子っぽい非現実的な淫靡な世界じゃなくて、とっても現実な話。
ストーリー自体はありがちな感じ。昔読んだ短編集にちょっと似てたとこがあったな。
宮木あや子特有の心の葛藤だったり闇だったり、悲恋であったり純愛を綴ってあって。やっぱり少し胸をキューってさせる。
この群青は2009年に長澤まさみ主演でやるらしい。やっぱり映像の先入観ておっきくて、涼子は私の中で長澤まさみの顔。演技はセカチューのイメージで。涼子があまり正常じゃない時がある。その時は長澤まさみのイメージと合わなくて違和感があった。正常な時はピッタリだと思う。
映画がどんな感じなのか楽しみだな。
- 2008.11.21
- 2008.11.21 Friday | 図書館で借りてきた本 | posted by みーこ |
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伊坂幸太郎の本で読んでいないのは新刊とかいろんな作家さんとのぐらいになってきたかな?
他の本ほど噂を聞かないからあまりなのかなと思いつつ楽しみ。
今は宮木あや子を読んじゃってるとこなので、早く読みたいなー!!
図書館ってほんと楽しいな。いつもは小説系しか手を出してなかったんだけど、エッセイとかも読んでみよーと思い、ジローラモさんのを借りてみました。
- 白蝶花/宮木あや子
- 2008.11.21 Friday | └宮木 あやこ | posted by みーこ |
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≪私的感想文≫
うえーーーん。悲しいよ。こんなにも愛し愛される関係なのに、どうして永遠の幸せが手に入らないの?
運命を紡いでいく女達は一様に美しいなぁ。宮木あや子の世界観だからこそなのだと思うけど。
始め読んでたときは単なる悲恋の話の短編集かと思ったら、だんだんと繋がっていく運命の糸はモヤモヤするものを少し・・・少しだけだけど解きほぐしてくれた。
*ネタばれ有り
政吉と結ばれた千枝子が少ししか愛し合っていない相手の子供を生むことは凄いなと思った。今の世の中じゃ考えられないね。菊代と雛代の話から始まって、如月の話で章太郎との話、この時点で全然繋がりないのに、千枝子の話でがーっと運命が集まってく。
宮木あや子の「花魁道中」のほうが面白く感じたけど、これもなかなか好き。
- 雨の塔/宮木あや子
- 2008.11.20 Thursday | └宮木 あやこ | posted by みーこ |
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≪私的感想文≫
宮木あや子は「女のためのR-18」での「花魁道中」を読んで以来だったけど、ほんと独特な世界観。
*ネタばれ有り
この話は、全寮制の大学みたいなトコロでのお話で、何かと過去やしがらみがあって少し閉鎖的な娘達4人が絡み合っていくってものなんだけど。嫉妬心やら独占欲だったりと女の持ち合わせている可愛いようで疎ましい内面が対女だけの環境だから、対女に対して書いてある。
全寮制で誰が誰を好きで、でも私のほうが好きで。みたいな狭い世界だけのやりとりって他でも読んだ。たしか、恩田陸の「麦の海に沈む果実」もこんな感じの世界観だった。
4人しか出てこないのに名前が苗字だけだからなのかなかなか誰が誰なのか認識できなくて「はて?これは誰だ?関係性は?」と半分読むまでなった。
悲しいんだけど、それだけじゃないみたいな。結局、誰もが自分が大切なんだよね。って再確認した。
- 最悪/奥田英朗
- 2008.11.19 Wednesday | └奥田 英朗 | posted by みーこ |
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町工場を営む男・普通に銀行に勤める女・堕落した生き方をしている若者。
それぞれが自分の生活を守るため、それぞれなりのまっとうな生き方をしてきたはずなのに、何を間違えたのか?何が違ったのか?まったく関係のなかった3人が偶然にも必然に関係していき、最悪な状況に・・・
映画のような小説≪私的感想文≫
最悪。この感想文書いたのに消えた・・・><呪い?笑
てか、これ読むのかなり手こずった。元々、得意とゆーか好んで読む内容じゃない。不幸サスペンスみたいな感じ。内容が内容だからなのか、頁数が多いからなのか。最後のほうで、主人公達がズブズブと不幸な闇にはまっていこうとするのが手に取るようわかる頃には、私の気持ちが耐えられなくなってきて・・・やってはいけないことをしてしまった。そうです。最後を読んでしまいました。それくらいみんな可愛そうで何か救いがあって欲しいって思うくらい。
*あ、ネタばれかも(すでに遅い?)
思わず、続けていろいろ書きそうになった。ほんと、そんなにも簡単に人生って崩れ落ちる?って思うくらい3人ともコロコロと転がってくんだよね。「そこ、思い直せよ!!」って思わず本につっこみいれたくなるくらい。そしたら、少しはマシな状況になったんじゃないの?って。それくらい、酷いの。小説の中の現実はもう目を瞑りたくなるようなくらい。目を瞑ったら読めなくなるのにね。だから、気持ちが楽になりたくて最後を読んでしまいました。
これって逆から(?)考えれば、そう思って最後が気になるくらい物凄い3人の不幸を想像させるというか現実に目の前で見てるかのくらいの描写が凄いってこと。
内容は好きなタイプじゃないけど、読み物としては好き。そんな作品でした。
次はスカっとするの読みたいな・・・といいつつ宮木あや子を読みます。
←他にも本の感想が見れます